ニュース ·

CBAMは支払い段階へ:要点を一度で

EUの炭素国境調整メカニズム(CBAM)は2026年1月1日に本格適用に入ります。輸入業者が直面するのは、もはや報告作業ではなく、検証済みの排出データ一式です。

移行期間は終わり、時間表を守る段階に

2026年1月1日からCBAMは本格適用に移ります。年間輸入量のしきい値を超える輸入業者は承認を取得し、遅くとも2027年9月30日までに2026年分の申告を行い、CBAM証明書を購入して償却しなければなりません。

移行期間との最大の違いは、「報告」が「決済」になることです。申告し、証明書を買い、償却する。どの段階も省略できません。輸入業者にとって、本当に見張るべき日付は二つだけです。2026年はデータを集める年であり、2027年9月30日は勘定を締める日です。承認は申告の前提条件なので、前半の準備は本質的に承認とデータをめぐるものになります。

コンプライアンスのキーワードは「データ」になりました

かつての問いは「証明書はあるか」でしたが、今は「データはあるか」です。サプライヤーは、検証済みの実際の排出量を示せなければなりません。証明書は市場で見つけられますが、データはサプライチェーンからしか生まれません。これは難易度がまったく異なる二つの事柄です。

使える排出データの背後には、生産ライン、エネルギー、計量の取り決めの記録があります。日々記録していなければ、年末に再構成するのは非常に難しく、土壇場で寄せ集めた数字は検証に耐えられないことがほとんどです。言い換えれば、これはサプライヤーの長期的な能力であり、年に一度の作業ではありません。

どのカテゴリーが対象で、今後どう広がるか

現在の対象は鉄鋼、アルミニウム、セメント、肥料、水素、電力です。今後の予定は次のとおりです。鉄鋼の委任法案は2026年第4四半期に予定されています。繊維、アルミニウム、タイヤは2027年に続き、2028~2029年に義務化されます。

つまり、今日リストにないカテゴリーが永遠に対象外とは限りません。拡大の方向はすでに時間表に書かれています。

買い手が事前に準備すべきこと

第一に、上記のカテゴリーに関わるサプライヤーをリストアップし、排出データを提供できるかを一つずつ確認します。第二に、「検証済みデータを提供すること」を継続供給の条件として契約に書き込みます。第三に、申告シーズンになって探すのではなく、データを保管するプロセスを整えます。サプライヤーがデータを提供できない場合は、期限が迫るのを待たず、早めに代替案を検討してください。この三つを時間表に載せれば、2027年にまとめて処理するよりはるかに楽です。

カテゴリーとサプライヤーを一つずつ確認するには、無料検証チェックリストから始めるか、用語集で表現を確認してください。

よく読まれている記事

私たちの取り組みを見る